見栄っ張りの原因と脱出方法
2020.07.07 |
☆見栄っ張りの起源
見栄っ張りな性格から、
話を大きくしてしまったり
借金をしてしまう方が増えています!
好きで見栄っ張りになっているわけではないのに、
無意識に自分を大きく見せようと頑張ってしまう。
そんな“現象”の裏には
『こうするべき!』『しなければならい!』
と言われつつ育っているかもしれないという背景があります!
「いい子でいるべきだ」
「誰よりも優れているべきだ」
「ちゃんとしなければならない」
「しっかりしているべき」
多少の言葉は違えど、このようなニュアンスの言葉を小さい頃から受けている場合、
「見栄を張らなければ、自分はダメなんだ」
「見栄を張って、大きく見せないとダメだ」
と思い込んでしまっている場合があります!
見栄っ張りの人とは、
好きで見栄っ張りなのでも
そういう性格なのでもなく
他者からの追い立てるような呼びかけがある中で生きてきたため、
見栄っ張りをする必要があった人たちのことなのです!
☆不安が見栄を呼び寄せる
成功しないとダメだ
裕福でいないとダメだ
人から羨ましがられるような人間でいないとダメだ
そんな追い立てられるような不安から、
人は見栄を身につけてしまう様です!
この不安は人と話す時に良く呼び起こされ、
「下に見られたくない」
「成功していると思わせたい」
という気持ちがより増幅してしまいます。
実際に相手はその人を下に見たりしている訳ではないのですが、
相手の目線やちょっとした言動でも、
「見定められている」
「バカにされている」
と感じやすいのも心にそんな不安があるからかもしれません!
失敗が見栄を呼び寄せるのではなく、
不安が見栄を呼び寄せているのです!
☆不安に思わなくても大丈夫
そんな不安を生み出しているのは
その人自身の力不足なのでも、
自信の無さからなのでも無く、
やはり小さな頃から今までに至るまでに他者から受けた
『強者であれ』
という呼びかけが根底にあるのです
呼びかけをしたその人たちは、
その呼びかけが小さなあなたにとってどれだけ重荷になるのかを知らずに、
その時の気持ちでもって、その呼びかけをしたのです!
ただその呼びかけは、その人たちなりの愛であったのだろうと思います。
ですが、呼びかれられた人にとってはとても重荷になってしまったのです
呼びかけられたその人は、
呼びかけられた当時の小さな人では無く、
身体も心も大人になり、
小さな頃とは比べものにならない成長を必ず、必ずしています!
小さな頃の『お前はダメだ』
という他者からの評価を
今現在も引きずる必要は無いのです!
小さな頃からたくさん努力してきたあなたは、
もう過去の自分とは違うあなただからです!
不安に思うことを今この瞬間に全てやめましょうとは言いません!
少しずつ、少しずつで大丈夫なので、
つい見栄っ張りをしてしまう自分の心に潜む、
他者からの「強者であれ」という言葉を
「これは自分への正しい評価ではなく、他者からの言葉。気にしなくて良いのだ」
と感じるようにしてみてくださいね!
少しずつその習慣がついたとき、
心にあった見栄っ張りはその人にとって『自然に出てくることのないもの』
になっているのです
あなたの人生がより良いものになりますように!