梅雨時期におこりやすい「湿邪」を乗り越えよう!
2019.05.01 |
こんにちは!事務局です。
もうすぐ梅雨に入りますね。
梅雨時期になると「なんとなく不調」が続く方が多いのではないでしょうか。
梅雨に入ると湿気が高くなり十分に汗をかくことができず、
体内に余分な水分や老廃物がたまりやすくなり、血めぐりが悪くなります。
東洋医学ではこのような不調を「湿邪」と呼びます。
症状としては、頭が重い、胸がくるしい、食欲がない、お腹がはる、口が粘っこい、むくむ などがあります。
本日は、梅雨時期におこりやすい「湿邪」も明るく元気に過ごす対策をご紹介します。
湿気が多い→体内に余分な水分が増える→水分を排出しよう!
■下半身を温めよう!
水は下に溜まるので、湿邪の症状は下半身にあらわれやすいです。
全身の血流をよくするためにも、下半身を温めます。
靴下やスパッツなどの重ね履きが効果的だそうです!
あとは、入浴方法です。
ぬるめ(38~40℃)の半身浴がおすすめです。
また、炭酸ガス入りの入浴剤を入れてみてください。
炭酸は、ぬるめのお湯でも温浴効果を高めて血流を促進するそうです。なので体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなります。
1日の終わりに20~30分ほどゆっくりと
湯船につかってリラックスをしてみてください。
湿邪対策にも疲労回復にも効果的だといわれています。
■食事で水分を促していこう!
水分の巡りを良好にし、体の外に出す働きを助ける食べ物を取り入れると良いといわれています。
・発汗作用がある食べ物
生姜/香味野菜(パクチー、シソ、ネギなど)/香辛料(シナモン、黒胡椒、山椒、唐辛子) など
・利尿作用がある食べ物
豆類(さやいんげん、そら豆、枝豆など)/トウモロコシ/コーン茶など
胃腸の不調に働きかける食べ物を取り入れていきましょう。
・胃を元気にする
インゲン豆/山芋/大豆製品/栗
・胃を温める
生姜/ニンニク/キムチ
調理方法として気を付けていただきたいこと
野菜を生で食べると体を冷やす原因に。
なるべく火を通して食べるようにしましょう。
■湿邪対策のツボを知っておこう!
・湧泉(ゆうせん)
土踏まずのやや上、ひと差し指と中指の骨の間にあるツボ。
体内の水分バランスを調節し、血液の循環を改善してくれるそうです。
・三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの中心から、指幅4本上がったところにあるツボ。
生理痛、生理不順、冷え症、むくみなど、女性特有の悩みに効果があり、「女性の万能のツボ」と言われています。
本日は湿邪を乗り越える3つのポイントに分けてお話ししました。
些細な不調が溜まっていくと生活に支障をきたします。
普段の生活を少しアレンジすることで梅雨の時期も乗り越えていきましょう!