季節行事:節分の日

2021.01.25 |

事務局

皆さんこんにちは。事務局です。

もうすぐ、節分ですね!
暦を見ると、今年は例年と節分の日が違う??
ということで今回は節分についてお勉強してみました!
お話ししていきたいと思います。

■節分って何??

節分といえば、豆まきをしたり、恵方巻を食べたり、と思い浮かべる方が多いと思います。
そもそも節分とは何の日なのか?からお話ししていきたいと思います。

節分とは、読んだまま、季節の分け目のことを表します。
2月の節分は、立春の前日で、冬と春の分け目のことを指しています。
春とは、お正月とは違う意味で1年のスタートを表しますよね!
お正月も「迎春」と言ったりしますが、旧暦においては、
節分の翌日を立春から新年とも考えていたそうです。

寒い冬が終わり、暖かい春を迎える
この喜びが悪いものを追い払い幸福を招く行事になったと言われています。

このことから豆まきや厄払いの行事が行われるようになったそうです。
ちなみに豆まきは室町時代、中国からきた行事と言われています。

そして、関西地方から全国へ広まっている、恵方巻。
コチラは諸説ありたくさんの情報がありましたので、
中でも興味深い記事をご紹介します。
https://www.gnavi.co.jp/dressing/article/21410/
ちなみに2021年の恵方は「南南東」となっております。

■2021年の節分は2月2日!?

2021年のカレンダーを見ると節分が2月2日に!
これは124年ぶりのことだそうです。
では、なぜ1日早まったのか?

節分は立春の前日と定められています。
その立春は、1年間を太陽の動きに合わせて24等分した「二十四節気」のうちの一つです。

「二十四節気」について
黄道を夏至と冬至の「二至」で2等分
   ↓
さらに春分と秋分の「二分」で4等分
   ↓
それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を入れて「八節」とする
   ↓
一節は45日。これを15日ずつに3等分し「二十四節気」とする

引用:暮らしの歳時記

毎年、国立天文台の天文観測で「二十四節気」は定められています。

国立天文台によりますと、日付の変動は、地球の公転周期が約365.2422日と、通常の24時間365日との間に約6時間ほどのずれがあることから生じることから「二十四節気」の日にちもずれるそうです。

立春が1日早まったことから今年の節分も2月2日となったようです。
節分が2月2日というのは、124年ぶりです。
来年は2月3日に戻るそうですが、2025年には再び2月2日になり、
その後も頻繁に2月2日になるそうです。

最後に・・・
今回は節分についてお話をさせていただきました。
日本人はとても暦や季節行事を大切にする人が多いと思います。
何のための行事なのか、先祖がどのような気持ちで行っていたか、
しっかり勉強してその日を迎えることもとても大事ではないでしょうか。
弊所のコラムでも暦や季節行事についてお話ししていけたらと思います。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201227/k10012786761000.html

カテゴリ
暦・季節行事
投稿者
事務局
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