健康に大切な「気」!
2020.08.27 |
こんにちは。事務局です。
体の構成をしていつと言われる3つの要素を皆様ご存知でしょうか?
「気」「血」「水」。
この3つの要素のバランスが整い、体の健康を維持することが出来ていると言われています。
その3つの要素のお話を3回に分けてお話していきたいと思います。
今回は生命のエネルギー「気」!
■元気!根気!勇気!の「気」
「あなた根気があるわねー!」「覇気がないわ!」
など「気」は目に見えないものですよね。
しかし、日中は体の表面を巡って体を守り、夜は体内を巡って不具合を修復していると考えられています。
目には見えなくても重要な役割を果たしています。
つまり、生命活動のもっとも基本となるものです。
■「気」の乱れによる不調 「気虚」
疲れやすい、疲れが残る、朝起きれない、食欲がない・・・
など大きな病気ではないですが、日々の生活で不調を感じることってありますよね。
このような症状は、エネルギー不足が原因で起こると言われています。この状態を「気虚」と呼びます。
〜気虚の人に多い症状〜
□集中力がない
□何もやる気が起こらない
□下痢しやすい
□顔色が青白い
ストレスによって精神的ダメージを受けると症状はどんどん悪化するそうです。
元々体力にあまり自信のない人がこのタイプには多いので、完璧を求めず、無理をしない生活を心がけることが大切!
なるべくストレスを与えず規則正しい生活を送ることがポイントです。
睡眠を十分にとり、体を休め、規則正しい食生活を!
そのためには、朝食を食べる習慣をつけることがカギとなります。
「気虚」の症状が現れた時のオススメ食材
穀類。そして、赤身の肉や魚などの動物の力、雑穀や豆など芽吹く力でエネルギー補給を!いも類も効果的です。
■「気」の乱れによる不調 「気滞」
ストレス、不規則な生活が続くと自律神経のバランスが乱れ、イライラ、不安感、気持ちが落ち込むなど精神的症状が現れます。
日々のストレスを上手く発散できず、部屋にこもるなど体を動かさない状態が続いたりすることで「気滞」が生じます。
文字通り、気のめぐりが悪いと言うことです。
「気滞」が生じることで、健康要素「血」「水」にも悪影響を及ぼし、それにともなう不快症状もみられると言われています。
「気滞」にはリラックスし、気のめぐりをよくすることが効果的です。
アロマをたいたり、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をしたり、気が滞っていると感じた時には深呼吸をしてあげましょう。
自分にあったリラックス方法で気をめぐらせてあげましょう。
「気滞」の症状が現れた時のオススメ食材
香味野菜やハーブ、香辛料などは気を巡らせてくれるそうです。
今回は健康に必要な要素「気」についてお話しさせていただきました。目に見えないものだから不調が「気」の乱れからきているものだと、気づかないことも多いですよね。
毎日頑張っている自分を労ってあげてくださいね。
次回は「血」について!お楽しみに〜
参考 監修 薬日本堂 「はじめての漢方ライフ」